こんにちは、サオリ・デモデーモンです。名前の由来は、二言目には「でも」と言い訳が始まるから(笑)。
先日、(私の中で)ぶっ飛んでて面白い人ベスト3にランクインするw 保坂 行徳さん、人呼んで「のりさん」とお会いして、じっくりお話しできる機会がありました!
のりさんは徳島の秘境・大歩危(おおぼけ)にて、古民家ゲストハウス「空音遊(くうねるあそぶ)」を奥様のかおりさんと運営されています。
私がそこに泊まりに行ったのが、2年以上前なので、お会いするのは久しぶり!
かおりさんのお料理がとにかく超絶品なので、ぜひ皆さんにも行ってほしい……! 大袈裟に聞こえるかもしれませんが、「食べ物って、こんなに美味しいものだったんだ〜!!」とすっかり感動してしまったのでした。
世界中から噂を聞きつけてお客さまが殺到しまくるのも納得の、ミラクルなお宿!
▼そのときのレポはこちら。隣のお部屋からフランス語が丸聞こえで、テンション上がりました。笑
宿で修行をされている丁稚さんや、居合わせた国際的なお客さんとの交流も楽しくて、私の記憶の中では、宝箱にしまっておきたいぐらいキラキラした思い出です。
しかも、うっかり下着を布団に挟んだまま忘れてきてしまったのですがw、超紳士的でスマートに対応してもらえたのも感動!
また行きたーい!!!!!
のりさんと以前お会いしたときから、実は「この人、只者ではない……」と思っていたので、今回、色々お話しできる貴重な機会をいただけて嬉しかったです。
奇跡のゲストハウス「空音遊」オーナー・のりさんとお話しして。
のりさんは、とても視野が広くてフラットな方。ゆえに、こちらも本音を言いやすい!
今回時間が限られていたので、「途中で話さえぎって、違う質問しても全然いいからね」と言ってくださり、聞きたいことがたくさんあったので、お言葉に甘えて本当にそうさせていただきました。w
お話の内容が濃過ぎて書ききれないため、ここでは特に印象に残ったことをシェアしたいと思います!
のりさんの面白いプロフィール
合同会社ライフアップグレイド 代表
空音遊 ・ COCO-CROSS(ココクロス) オーナー高校卒業後、関東で電気会社に勤務。
1998~2000年 青年海外協力隊としてボツワナ共和国で活動
2001~2003年 リバーカヤックインストラクターとして活動
2003年 初めて訪れた大歩危・祖谷の大自然に魅かれ、即移住
2004年 空音遊 開業
2014年 カフェバー&ホテル COCO-CROSS 開業
2015年 自叙伝「のりさんの生き方」出版
田舎・古民家ゲストハウスの先駆者。『豊かに 楽しく 健康で 美しく生きる』をモットーに、人生・健康・田舎暮らし・ゲストハウス経営等、様々なテーマの講演活動を行う。
のりさんの経歴はとってもユニーク! 自叙伝を出版されているので、ぜひその壮大なストーリーに触れてほしいです。
買って後で読もうと思いつつ、あまりにも面白過ぎて、私は宿泊中に一気読みしてしまいました。
購入ページはこちら
ちなみに、のりさんとお話しすると……
・人生の選択肢が増えます。
・日常が楽しくなります。
・今の自分や将来がみえなくてモヤモヤしていても、まず何をしたらいいか明確になります。
・高エネルギーにふれて、自分のエネルギーに火がつきます。
・自分の資質やパターンに気付けます。
・自分の天才性を引き出してくれます。
・今なりたい自分への明確な一歩を見出すことができます。
・本当の本当の自分と対話してくれます。
・同じ日常でも、違う発見や新しい発見ができます。
・人生を変えていく、確実で今できる手段を知ることができます。
だそうで、宿のお客さんからの悩み相談が絶えないそう。
質問内容も、日々の生活のこと、人生のこと、恋愛のこと、仕事のこと、家族のこと、健康相談、そして宇宙、命、魂の質問などなんでもOK!
とのことだったので、マジで色々聞きました(笑)。
私の弱みを、突然言い当てられる!
話し始めてすぐ、なんと私に関して「責任とプレッシャーに弱いね」と言い当てられ、ドキリ!
そういうのが自然と見えちゃうらしい……。
でも、心を閉ざしてブロックしている人や、向き合いたくなくて潜在意識にフタをしてしまっている人は、分かりにくいそう。
私は今心の修行をしていて自分と向き合いまくっている上、NLPの講座で散々潜在意識に働きかけるワークをしていて、フタ全開状態なので分かりやすかったみたい(笑)。
「どんなネガティブな妄念妄想をしてるかも、全部見える」と言われました。やばw
責任とプレッシャーに弱いことについては、ものすごく自覚があります。締め切りがあるのも苦しいし、プレッシャーを感じると逃げ出したくなる。
それを伝えたところ、自覚があるならまだいい。自覚がない人は、怒り出したりする。でも、怒るってことは図星なんだよね。とw
「じゃあどうしたらいいの?」と聞いたら、「自分の弱みを受け入れて、責任とプレッシャーを感じないようなやり方を工夫することだね。例えば、締め切り守れないなら、あらかじめそれを伝えておくとか。本当の自分を出したら、それを受け入れてくれる人が必ずいるっていうことを今自覚しつつあるタイミングだと思うけど、仕事でも同じだよ」と。
なるほどー。
それでいうと、数少ない成功体験を一つ思い出した!
大学院時代、月刊誌に一年間連載をさせてもらったのですが、毎回全然締め切りを守れなかったのです。w
でも、担当の方が私のことをとてもよく理解してくれていて、注意するどころか、記事を送るたびに「今回も面白い!」と褒めてくれる素晴らしい方でした。
そのおかげで、私は嬉しくなってまた頑張って書く気になるし(単純w)、締め切りを過ぎてでもいいものを出そう! と思って最後まで仕事できたのでした。
「こんなに締め切り守れないことが続いたら、途中で打ち切りになるかも……」と思い若干ビクビクしつつ、結果的に全然大丈夫だったので、そのままの私を受け入れて伸ばしてくれる人もいるんだな、と思えた貴重な経験。
その連載は結構好評だったらしく、私にとってもファンが増え、読者さんが料理教室に来てくれたりと、いいことづくめだったのです。
そもそも仕事も「人と人の相性」が超大事だし、そこがうまくいかないと他もダメになるし、お互いにそのままを受け入れられる相手と仕事すればいいんだな! と、今振り返って思います。
仕事する相手を選べるのは、フリーランスの強みかもしれない。
ただ、フリーにしても責任とプレッシャーは必ずついて回るので、それに飲まれないようになりたい! そのために工夫しよう!
正直言うと、この日にのりさんから「今日のこと、ブログに書いてね」と何度か言われて、軽いノリだったのですが、「うわープレッシャー……」と、勝手に重荷に感じてしまっていたのでした(笑)。
そう言われるまでは、「今日超いい話聞いたし、後でブログに書くぞー!」と書く気満々だったのに、人から言われた途端、億劫になる。いつものパターン。w
私はなんでも自発的にやりたいので、人から言われると、一気にやる気が失せてしまうのです。相手が誰でもそう(なので、会社員のときは物凄いストレスでした)。
でも、責任とプレッシャーは今の自分の課題だし、なんか感じなくていいプレッシャーまで過剰に感じてしまっている気もしたので、「あえて書いてみよう!」と思って書き始めました。
すると、筆が進む進む! ああ、やっぱり私書きたかったんだ〜! 人になんと言われようと、プレッシャーなんて感じてる場合じゃない! 自分のピュアな望みを大切にしよう! と改めて思ったのでした。
そもそも、最初の自分の気持ちが「これ、書きたい!」だった訳ですから、そっちが本物ということ。シンプル❤︎
「もしかして、のりさんはこのことを私に気付かせるために、わざとプレッシャーかけてきたのか……!?」とか深読みしちゃう。w
(→実際に確認してみたら、なんと本当にそうでした〜! なんか、やたら言うなぁと思ったんだよなw さりげなく私に必要な宿題出してくるとか、すごいわ……。結果的に今回は「プレッシャー感じてても、やればできる!」と言う自信になったから、超よかった!)
誰でもすぐわかる! 自分の才能の見つけ方
(笑い過ぎw)
続いて私がぶつけたのが、「人の才能ってどうやってわかるの?」という質問。
そうしたら、驚きの答えが返ってきたのでした! 記事のタイトルにしてしまうぐらい、衝撃が大きかった。
しかもその答えは、私にとってはものすごく都合が悪いものでした(笑)。
できれば、嘘であってほしい。でも、悲しいかなたぶん真実……!w
曰く、「才能とは、自分でこれがやりたい、これが好きと思うことよりも、やって人から喜ばれること、なぜか人に頼まれること、求められること」だと!
えー!! そうなの!? やだ、困る!! というのが率直な感想。w
「自分のやりたいこと」と「才能」がたまたま一致する場合もあるそうだけれど、その二つが一致しない場合も多いとか!
私の例でいうと、「旅や料理や絵を発信してもそこそこの反応しかない。でも、本当は言いたくないような恥ずかしいことや、本音をそのまま書いてみたら、反響もあるし人にすごく喜ばれる!」ってことらしい……。マジかw
確かに、未だかつてないほど人に感謝されて、ブログのアクセスも爆上がりしちゃって、「救われた!」「勇気が湧いてきた!」とか山ほどメッセージもらっちゃって、どっちを人が求めてるかは火を見るより明らか、といえばそうである。
でも、流石にずっとライフワークにするつもりなんてなかったぞ!
恥ずかしいし怖いし、でも早く卒業したくて、死にそうになりながら頑張ってやっていたのに。
まさか、そっちの方がウケるとはー!! 人生って、なんて皮肉なんだ!!!!!
きっと誰しも、じっくりと思い返せば、絶対何か一つや二つはあるはず。
そんなにやりたいことではないんだけど、なぜかよく頼まれる……。みたいなことが!
例えば、「別に望んでないのに、なぜか人からよく相談を持ちかけられる」とかね。
もしかしたら、私みたいに認めたくないかもだけど! それがあなたの才能だそうですよ〜! 残念ながら!!笑
でも、ここでまた一つの疑問が湧いてきた。
「それじゃ、やりたいことや好きなことは仕事にならないってこと?」
のりさんの答え。「自分の才能を受け入れて認めて、まずそれを伸ばしてマネタイズしていくと、他のことも自然とそこに入れ込んでできるようになる。それは後からついてくるものだから、結果的に全部仕事になるよ。ただ、早く結果を出したいなら、才能の方を伸ばす方が近道。自分がやりたいことだけやってたら、ただの趣味で終わる可能性がある」と。
うーん、悔しいけど納得だ。
悲しいことに、恥ずかしくてみっともないネタに関しては数え切れないほどあるので、しばらくネタには困らなそうだし!
「そもそも、あんなに何もかも晒け出して書くって、誰にでもできることじゃない」と言われたし、もう私は自分の才能を受け入れる……!!笑
苦手なことは人に頼んでもOK!
これもお話ししている中で、出てきた私の課題!
人に頼み事をするのが苦手というハードルが昔からあり、苦手なことも全部自分でやろうとして、結果やっぱりできなくて、くじける。ということが、これまでにたくさんありました。特にフリーランスになってから。
人に頼むのが申し訳ない……というよりも、自分の無能さを見せつけられるようで嫌(結局できないので、余計それを実感して落ち込むんだけどw)なのと、単純に、適任な人を探してお願いするのが面倒、という感じ。
でも、もう嫌というほどこのパターンを繰り返してきて、流石に自分の苦手なこと、できないことは人に頼もう! と思いつつあります。
「実はずっとYouTubeをやりたくて……」とのりさんに言ったところ、「どうしてやらないの?」と聞かれたので、「動画編集がハードル高すぎて」と答えたら「私は全部人に頼んでいるよ」とのこと。
私はこだわりも強いので、自分の納得いく形に仕上げてくれるのか!? という不安もあり、動画編集の講座に通ったこともあるのですが、なんか難しくてさっぱり理解できず……。
実は、自己流で何本か動画を撮ってみたのですが、試しに何人かに観てもらったところ、
「画面の動かし方が激し過ぎて、観てて酔う!」
「これはマジでひどい。ホームビデオレベルw」
などなど散々な言われようで、私ってYouTuber向いてないのかも、と心が折れていました(笑)。
自分とセンスの合う人を見つけて外注するか、超初心者向けの講座に通って、iPhone一台で撮影から編集までできる技術を教わるか、どっちかだな!
やるべきことが明確になってスッキリ。
今は「書くこと」でアウトプットしたいという気持ちが強いので、動画はしばらく先かもだけど、やりたくなったらやろう!
ネガティブな妄想が止まらない人は、本当はすごいパワーがある!?
そして、私がネガティブな妄想と不安だらけなことについて。これまでの失敗体験を、何倍にも膨らませて想像してしまっているとのこと。
「どんな妄想してるか、全部手に取るようにわかるけどw、本当に想像力がすごいね。今は全部それを悪い方に使ってしまっているけど、そういう人って、その能力をプラスの方に使えば、すごいパワーを発揮するんだよ。誰がどうみても不可能、っていうようなことをアッサリ現実化しちゃったり……」だそう! これは希望だー!
ちなみに、答え合わせがしたくなって「どんな妄想が見えますか?」と聞いたら、「まず、まだ出会ってもいない、愛したこともない彼のことを想像して、うまくいかなかったらどうしよう……ってか、それ誰?」とか言い始めたので、わーっ! わかりましたわかりました、もういいです! ってなりました。笑
なんか、back numberの「高嶺の花子さん」にそんな歌詞あったような。w
とにかく、脳を使い過ぎ(主に妄想にw)なので、心の声を感じるようにしてね、と言われました。
そして、そんなネガティブイメージを手放すためにできる具体的なアクションも教えてもらったので、やってみて効果があったらまた書きますね!
今回お邪魔したお宅(空音遊で丁稚をされてた方!)のインテリアがとても素敵で、クッションもカラフルで可愛かった〜。25カ国以上訪れて集めたんですって!(すご)
私は部屋が超散らかっててカオスなので、そうだ断捨離しよう! と思いました。w
のりさんがズバズバ切り込んでくれたおかげで、自分についての理解がより深まりまくって、「プレッシャーに弱い」という自分の壁もひとつ乗り越えることができた日でした……!!
のりさんのYouTubeチャンネル
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