【ショック】好きなことを仕事にしたいと思っていたはずなのに、できなかった本当の理由。

  • 2020年2月16日
  • 2020年5月10日
  • SPIRIT

私はずっと「自分の好きなことを仕事にしたい!」と、本気で思っているつもりだった。

そう信じて、一ミリも疑わなかった。

でも実は、まったくそうではなかった。

好きなことを仕事に「しなければならない」という義務感になってしまっていた。

好きなことを仕事にするのが、自分も周りも幸せで、色々な意味で理に叶っていて、社会的にも素晴らしくて立派なことだと思い込んでいた。

実際は、そう思いたかっただけだった。

心の声ではなく、頭の声だった。完全に思考に支配されていた。

もうとっくに捨てたはずだったのに、まだ世間体を気にしていた。本当にくだらない。

どこかで、焦っていた。

「好きなことを仕事に!」的な内容の本を、散々読みまくっていた影響もあったと思う。

親からは「頼むから、早く自立してくれ」とずっと言われ続けているので、一人前と認められるためにも早く結果を出さなきゃ、という気持ちもあった。

自分で自分に、呪いをかけていた。

これまでも、自分に絶望することは多々あったが、今まさに、未だかつてないほどショックを受けている。

好きなことを仕事にしなければならない、という呪縛に囚われていた。

私は「好きなことを仕事にしたい」と本気で心から思っていたつもりが、

好きなことを仕事にしなければならない」という義務感を、勝手に感じてしまっていた。

(義務感なので、結局苦しくなって嫌になってしまうし、飽きっぽくて何も続かない自分を責め続けていた。それで、余計何もできなくなるという悪循環)

このことに気付かされたとき、本当にショックだった。

ショック過ぎて、衝撃過ぎて、本当は、タイトルに【激震!!】とか付けたいぐらいだ。

(でも、ただでさえ私のタイトルは、過激だとか、大げさ過ぎて白けるとか、味付けが濃厚過ぎてトゥーマッチとかよく言われるのでw、さすがに辞めた)

好きなことを仕事にする、というのは、きっと本当は楽しいことに違いない。

自分が心から好きなことをするだけで、そこに豊かさが生まれ、人が喜んでくれる。

いいことづくめのようにさえ、思えてくる。

でも、心からはそう思えていなかった。

私は、いつまでもずっと同じところを回り続けていた。何年も何年も……。

やっと抜け出せると思ったのに。

私はハムスターか。

一生懸命前に進んでいるつもりなのに、実はひたすら同じところを回り続けていただけだった。

もしくは、長いこと迷路の中を彷徨っていて「やっと出口を見つけた…!」と思って駆け寄って行ったら、それはただ入り口に戻っただけだった、というような。

それで、ムダにエネルギーを消耗しまくっていた。

絶望……。

あ〜長年苦しんだところから、やっと抜けられる! と思ったのに、それは壮大な勘違いだった。

また、ふりだしに戻ってきただけだった。

茫然自失とは、まさにこのことである。

振り返れば、この悪循環を、一体何周したことかわからない。

少しは私なりに前進できていると思っていたし、成長しているはずと思っていたけれど、全然できていなかった。

単に、そう思いたかっただけだった。恥ずかし過ぎる……。

▼こんなヘラヘラしてるけど、内心ショック過ぎて死にそうだった。w

相川先生が書いてくれた、私が抜け出せないループの図。

まさにこの図解の通り過ぎて、愕然とする!

解説しよう!

私が陥っていた「好きなことを仕事にせねば」ループ

●スタート地点

やりたいことを仕事にしたい!

自由になりたい、稼ぎたい!

●思い込み① が発生

好きなことを仕事に、しなければならない

●思い込み② が発生

好きなことを仕事にするには、やりたくないこともやらなければならない

(そういえば、初めて先生とお会いしたとき、「好きなことを仕事にしたとしても、辛いことってたくさんあるじゃないですか」と私が言ったら、何その辛い設定!と言われたw)

●精神的に限界がくる

ヤダ、ムリ、ツライ

●できないから、自信なくなる

自己嫌悪、無気力に陥る

●充電期間

数ヶ月休んで、エネルギー溜まってきて、充電完了!

●やっぱり好きなこと仕事にしたい!

そして、ふりだしに戻る……。

キリがない!

エンドレス!

はーてーしーなーいー♪

仕事に対するネガティブな思い込みがあり過ぎて、「ねばならない」という義務感で自分を縛っていて、結果苦しくなって動けなくなる。の繰り返し!

一体、何回同じことを繰り返して、何回自分に絶望したら気が済むのか。

もう、うんざりだ。

根が深過ぎる……!

一刻も早く、ここから脱出したい。

脱出するには、逆説的だが「一生このままの状況でも、構わない」と心から受け入れるしかないそうだ。

そして「こんな自分でも、大好き!」と心から思えるのが、このループから抜け出す一番の近道だと。

正直、そんなの無理だ〜!! と思う。

でも、脱出して次の段階に行きたくてたまらないので、受け入れる努力をする。

私は一生、好きなことを仕事にできなくても構わない!!!!!

もちろんいつかは、心から自分の好きなことをやりながら、それで豊かさを得たいし、循環させたい。

でも、そのために。

一旦全部、完全に手放すのだ!!!!!

いい加減、この魔のループから、自分を解放してあげようと思う。

私の本音が、あぶり出された瞬間。

そもそも、どのようにして、この地獄のような一連の思い込みに気付かされたかというと……。

先生のセッションを受けていて「そろそろ、自分の仕事でバリバリ稼ぎたいです!」と私が言ったので、具体的な仕事の話になったのだった。

自分のできること、やりたいこと、求められることをそれぞれ洗い出し、そこからどんな仕事をデザインしたらいいか、先生が考えてあれこれ提案してくれた。

ところが、どんなアイディアをもらっても、いまいちピンとこない。

いや率直に言うと、むしろ、一気にテンションが下がった……。

確かに能力的にはできるだろうなと思うことばかりだったけれど、なんか、ときめかない!

どれもやりたいとは全然思えなかったし、現実的な話なんて聞きたくない、と思った。

やっぱり、好きなことを仕事にするなんて夢物語なのか、自分には無理なのではないかとも思った。

「好きなことを仕事にしなければならない」と思い込んでいたので、完全に辛い前提になってしまっていた。

そんな状態で、それをやりたいかどうかの判断が、フラットにできる訳がない。

好きなことは、自然と仕事になるものである。らしい

好きなことは、仕事にしようと思ってするよりも「好きなことをひたすらやり続けていたら、結果的に仕事になっていた!」という方が自然だそうだ。

私はそれが分かっているつもりで、実は感覚レベルでは、全然腑に落ちていなかった。

完全に、順番が逆だった。

もしちゃんと腑に落ちていれば、「好きなことを仕事にしなければならない」などという義務感を伴った感情なんて、出てくるはずがない。

▼数日前のこの記事に、自分で書いているではないか……!

私は、分かった風を装って書くということを無意識にやってしまいがちである。いつも、後になって気付く。死ぬほど恥ずかしい。

本当はまったく分かっていないのに、自分は分かったつもりになっていて、痛々しいことこの上ない。

分かっていないことは、そう素直に認めた方がよっぽど清々しい。

余計な思い込みの正体。

「好きなことを、仕事やお金にしなくてはならない」ということ自体、思い込みだと言われた。

どうしてそんなに稼ぎたいの? と先生に聞かれて、出てきた答え。

「本当の意味で、自由になりたいから」

私は、行きたいときに、行きたい場所に行きたい。それが地球上のどこであっても!

その衝動を、思い立ってすぐ行動に移せるとき、私は一番心からの自由を感じられる。

しかし、お金があれば自由になれる、というのは一見真実に見えて、幻想だ。

お金がなくても、自由を感じている人はたくさんいるし、お金に余裕があっても自由を感じられない人もいる。

私が結びつけてしまっているだけで、本当のところは、関連性がない。

私は、自分に課してしまっている設定が、あまりにも多過ぎる。

本当にがんじがらめ過ぎて、びっくりする。

それはきっと、親や世間からの刷り込みであったり、自分のネガティブな体験から生まれたものだとは思う。

でも、そんな思い込みのきっかけが外部の要素から発生したにしろ、それを手放さずにずっと握りしめているのは、他でもない私だ。

そんな、ありもしない苦しい設定をわざわざ自分で創り出し、それに囚われて、エネルギーを消耗して……。死ぬほど馬鹿馬鹿しい。

我が事ながら、もっとましなことにエネルギーを使え、と心底思う。

自分の中で整理しながら書いているので、今回の文章はいつにも増して、わかりにくいかもしれない。

こういう類いのことで悩んだ経験がない人にとっては、何のことやら意味不明だと思う。

でも、記事を書くなら「万人が理解できるように、書かなければならない」という思い込みも、今回手放す。

数え切れないほどのルールを自分に課しまくって、それを守れないと自分を責めまくる、というマゾヒスト的な仕打ちはこれ限りで終わりにしたい。

もう十分だ。

自分でかけてしまった呪いは、自分で解く……!

 

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