こんにちは、大國沙織(@saori_ohkuni)です。
節分には恵方巻きを丸かぶりする!という方も多いかと思いますが、私は、巻き寿司は断然切って食べる派です。
理由は単純で、その方が食べやすいから! まるごと食べようとすると、青菜なんてずるっと出てきてしまって、食べにくいことこの上ありません(笑)。
それに、巻き寿司の断面の表情を確認してわぁ〜♡と感動するのが好きなので、見えないのはなんだかもったいない気がします。
せっかく色々と具材を用意して巻くのですから、断面の美しさもしっかり堪能しながら頂きたいではありませんか……*\(^o^)/*
という訳で、いつにも増して具だくさんな太巻き寿司の作り方をご紹介します。
目次
カラフルで目にも美味しい♪玄米と野菜の太巻き寿司を作ろう!
酢飯(すめし)と具材に分けて、作り方を説明していきます(^-^*)/
まずは酢飯。
お酢を使わない!さっぱり酢飯の作り方
材料(2本分)
・玄米ごはん 280g
・梅酢 大さじ2〜
・ゆず酢 大さじ2〜
・白ごま 大さじ1〜
①白ごまをカリッとするまでフライパンで炒る。
②玄米ごはんに梅酢とゆず酢を加え、味を調える。
マクロビオティックでは、通常酢飯に使われるお酢は極陰性▼とされ、体を冷やす作用があるといわれています。
同じく体を冷やす砂糖も使わず、梅酢とゆず酢、白ごまで酢飯を作ってみました。
特に玄米ごはんには、甘い酢飯でなくこのようなさっぱり味が合う気がします!
お次は、巻き寿司の主役・具材を選ぶ!
具材は、恵方巻きにちなんで7種類入れてみましょう。
今回用意したのはこちら。

・たくあん(スティック状にカットする)
・人参(スティック状にカットし、蒸し煮)
・青菜(塩を振って蒸し煮)
・しいたけ(熱湯で戻し、醤油とみりんで煮る)
・紅しょうが
・テンペのそぼろ(テンペはみじん切りにし、醤油とみりんで煮る)
・かぼちゃと豆腐の卵焼き風(作り方は以下参照)
かぼちゃと豆腐の卵焼き風の作り方
材料
・かぼちゃ
・豆腐
・葛粉
・塩
かぼちゃと豆腐の割合は半々くらい? ふんわりした感じが好きなら豆腐を少し増やすか、山芋のすりおろしを入れても◎。
①豆腐は熱湯に塩をひとつまみ入れて茹で、水切りしておく。
②かぼちゃは適当な大きさにカットし、塩を振って蒸し煮する。
③①、②、葛粉をフードプロセッサーにかける。
④③を天板に広げ、190度のオーブンで15分ほど、しっかり固まるまで焼く。

焼いたらこんな感じに!

⑤甘めに仕上げたい場合は、刷毛で表面にみりんを塗りさらに5分ほど焼く。

焼き上がり!このはじっこの焦げたところを味見するのがたまりません…♡

この卵焼き風は、かぼちゃと豆腐という身近な材料ですぐ作れるのが魅力!
本物の卵焼きとは違う感じですが、甘くてふわふわ〜で美味しいです。
適当な大きさに切れば、お弁当にもぴったり。
今回は巻き寿司に使うので、粗熱がとれたら細長くカットしておきましょう。
さあ、具材がすべて揃いました〜!
ここまで、およそ1時間ほど。

菜っぱでテンペのそぼろを巻いたりしてつまみ食いしつつ、ひとやすみ。笑
いよいよ巻いていきます!
海苔に裏表、縦横があるのはご存知でしょうか?
巻き寿司を作るときは、裏面(ざらっとした方)を上にし、縦線が入っている向きに沿って、巻きすにセットします。

酢飯の置き方は、こんな感じ。上は3㎝ほど残しておきます。

断面の仕上がりを想像しながら、具材を置いていきます。
たとえば私の好みですが、反対色(緑と赤など)を隣同士にすると、お互いの色が引き立って綺麗な仕上がりになる気が……♪

こんなに入れて大丈夫かな?というぐらい入れても、意外と大丈夫です(笑)。
そして、一気に巻きます!
グズグズしていると具が崩れてくるので、勢いが大事です。

巻けました。具が飛び出たところもかわいい〜。

こんな姿を見られるのも、作り手の特権のひとつ♪
さあ、切ってみましょう……!
どきどき!

思いがけず、菜の花の断面がお花のようでso cute……♡
ちょっと具が下の方に行ってしまいましたが、まあまあ成功かな?
巻き寿司を切るときのポイントは、一度切るごとに、包丁の刃を濡れぶきんでふくこと。
いちいち面倒ですが、綺麗にスパッと切るためにはマストです!
盛りつけてできあがり。

やっぱり7種類も具を入れると、カラフルで美しい…。
自然の色って、本当に素晴らしいですね。
家族からは、
「味のバランスが絶妙で美味し過ぎる〜!」
「節分じゃなくても食べたい!」
と好評で、何本も作ったのにあっという間に消えました。笑
ちょっと手間はかかりますが、作ってよかった〜と思える瞬間!
ハンパに余った酢飯や具は、手巻き寿司にして二度楽しめるのも、巻き寿司のいいところですね♡
我ながら単純ですが、今年もよい一年になりそうです…!!
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