絶品!身体の芯からあたたまる野菜ポトフの作り方と、ポトフが登場するオススメの小説

こんにちは、大国沙織です。

私(@saoriyomogi)は一度ハマるとなかなか飽きない性分なのですが、この冬すっかり虜になってしまったのが、野菜たっぷりのポトフ

家族には「またあ?」と言われながらここ数ヶ月はしょっちゅう作っていますが、なんだかんだとっても美味しくて冷えた身体が芯からあたたまるので、どんどんお鍋からなくなっていきます。

ポトフ(仏:Pot-au-feu)とは?
potは鍋や壺、feuは火を示し、「火にかけた鍋」という意味の鍋料理。

ポトフといえば、フランスの代表的家庭料理のひとつ。日本よりも(たぶん)寒さの厳しい国生まれの料理ですから、まさに冬にふうふう言いながら食べるのにぴったりではないでしょうか…?

普通はベーコンやソーセージを入れるのかなと思いますが、ここではもちろん、野菜やきのこの旨みだけで十分満足できるヴィーガン・ポトフをご紹介します!


身体の芯からあたたまる、野菜ポトフの作り方(ヴィーガン)

材料

・お好みの野菜やきのこ(今回はキャベツ、玉ねぎ、人参、しめじ、エリンギ、ブロッコリー、いんげん、じゃがいも、かぼちゃ)

・水
・ローリエ(月桂樹の葉)
・昆布
・塩麹
・塩、胡椒
・ハーブソルト

つくりかた


①大鍋にたっぷりの水、ローリエ、昆布を入れ、沸騰直前まで煮立たせる。

ローリエは、こんな感じに小さな切れ込みをたくさん入れると風味がよく出ます!



私はいつも、昆布も同じ要領でだしを取っています。笑

短時間でいいだしが出るので、時間がないときにはとくにおすすめ。

②鍋に野菜ときのこを入れて塩を少しふり、具材がやわらかくなるまでフタをして弱火で煮込む(火の通りが早いいんげん、ブロッコリーなどは後で入れる)。


ちなみにポトフを煮込んでいる最中からとってもいい香りがするので、帰ってきた家族に「なんかいい匂いがする…!」とよくいわれます。もちろん、キッチンにいる自分も最高に幸せ〜。料理は癒しですね。

③塩麹を加えてさらに数分煮込み、味を調える。

④ハーブソルトや胡椒をふっていただく。

見てください、この野菜たちの放つキラキラ感…!


いろんな旨味の溶け出したポトフは、はぁ…♡と全身の力がぬける、まさに癒しの味。

うっとりするようなローリエの香り、野菜やきのこの優しい甘み、たまりません〜。

私は軽い頭痛ぐらいなら、このスープを飲めば治ってしまいます。薬効のあるローリエや野菜の栄養がたっぷりですから、きっといろいろ身体にいいんでしょう(適当笑)。

具材を大きく切ると食べごたえもあって、これひとつで汁物とおかずを兼ねてくれるのも嬉しいところ。切ったらあとはフタをして煮るだけなので、料理中は放置しておけるのもポイントですね。

入れる野菜は本当になんでもよくて、里いもや白菜、ごぼう、れんこんなどを入れると、ちょっと目先が変わって和風ポトフな感じに。さらに上から醤油とオリーブオイルを少しかけると、バター醤油っぽい風味になってこれまた美味しいのです…。

一緒に食べる主食はもちろんパンでもいいのですが、お米派の私は、いつも通り玄米を合わせるのが好み。でもポトフが優しい味わいなので、ただのプレーンなごはんよりも味のついたもの、たとえばガーリック風味のひじきチャーハンなどがとてもよく合います♪

美味しく作るポイントは、味付けのメインに塩麹を使うことでしょうか?

塩だけで作るよりも、麹の旨みとコクのおかげで格別な味わいになりますよ〜


個人的には、スープの塩味は気持ち薄めにしておいて、仕上げにハーブソルトを少しふっていただくのが好きです(あとで各自味の調整がしやすいという意味でも、この方式が◎)。

▼愛用している、「海の精」のハーブソルト。オレガノやバジル、タイムなどのハーブがバランスよくブレンドされていて、最後にひとふりするとぐっと美味しくなります。




寒い日に読みたい、ポトフが登場する本


至福のポトフでお腹が満たされたあとは、この本を読めば心の栄養もバッチリ!

美味しそうなポトフが登場する小説といえば…、まず真っ先に思い浮かぶのがこちらの作品です。

ドラマ化もされている柚木麻子さんの人気作、「ランチのアッコちゃん」。

発行部数12万部を超え、著者を一挙に若手人気作家へと押し上げた注目作。
地味な派遣社員の三智子は彼氏にフラれて落ち込み、食欲もなかった。そこへ雲の上の存在である黒川敦子部長、通称“アッコさん”から声がかかる。「一週間、ランチを取り替えっこしましょう」。気乗りがしない三智子だったが、アッコさんの不思議なランチコースを巡るうち、少しずつ変わっていく自分に気づく(表題作)。読むとどんどん元気が出るスペシャルビタミン小説!


私は柚木麻子さんの作品が好きでほとんど読んでいるのですが、彼女の小説の大きな魅力のひとつが、食事風景の描写だと思います。登場する料理のひとつひとつがなんとも美味しそうに、食欲をそそる表現で描かれているのですよね…!

主人公・美智子の上司“アッコさん”は、ひとことで言うなら「愛ある毒舌キャラ」。彼女は周りの人を元気にするべく、皆があっと驚くようなかなりぶっとんだ行動を次々に起こしていきます。

その中で効果的に用いられているのが、「ごはん」のチカラ。

寒い夜にキッチンカーで颯爽と登場したアッコさんの振る舞う熱々のポトフは、ふわっとした湯気まで目に浮かぶようで本当に美味しそう…。食べる人のことを想い、「消化がよくなるから」とポトフに大根おろしを入れるシーンがあるのですが、どんな味がするのか興味津々です。今度試してみようかなぁ。

とにかくパワフルなアッコさんから、生きていくエネルギーをもらえます。
彼女のまっすぐな信念を通して、仕事に遊び心を効かせることの大切さ、こんなかっこいい働き方もあるんだ…!ということを教えてくれる、読了後はやる気がみなぎってくる本です。

2巻目と3巻目も必読!


さらにパワーアップしていくアッコさんの活躍から、ますます目が離せません。


まだしばらくは、寒く冷え込む日が続きますね。

野菜と太陽のパワーがたっぷり詰まった熱々のポトフを食べて、心あたたまる小説を読んで、ぬくぬく美味しく乗り切っていきましょう〜!

ABOUTこの記事をかいた人

大国 沙織(おおくにさおり)

このブログの運営者でフリーライター、料理家。15年前から、マクロビオティック、ビーガン、菜食中心のライフスタイルを送る(生まれてから一度も薬を飲んだことがないのがひそかなプチ自慢♪)。京都で7年の学生時代を過ごし、東京で料理雑誌の編集を経て、自然豊かな千葉県鴨川市にUターン。最近のマイブームは、これぞ田舎暮らしの醍醐味!野草料理で、一番好きな野草はよもぎ。